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中古住宅を購入する
中古住宅を見ていて、気に入った物件がありましたら、建物の外観をよく見るようにしましょう。また、まだ売主が住んでいるようでしたら、中を見せてもらうように交渉してみましょう。建物の中と外をじっくり見た後は、周辺環境がどのようになっているのか、交通の便、学校や病院、商業施設などがどのぐらいの距離にあるのかを把握することが大切です。他にも、同じような物件がある場合は、価格が適正なのかどうかも比べてみましょう。
他には、中古の場合は、建てた時の状況がわかりませんから、建てられた時の事や、増改築したのか、増築した場合どのようにしたのかなど、情報を収集することも大切です。建築したときに、確認通知書や検査済証などがあれば、その時の状況がわかるので、安心ですが、中古住宅の場合、ないことが多いでしょう。そして購入したいと思ったら、購入希望書を記入して、不動産業者と仲介にして売主との値段交渉をすることになります。
価格交渉がうまくいき引き渡しとなりますが、まだ住んでいる場合もありますので、不動産業者を通して、売主と相談しましょう。
中古住宅は、土地の面積が広い場合が多いです。しかし、バブル期以降価格は下がっているので、いろいろ情報を収集して希望通りの物件が見つかれば、お買い得なものになります。また、現在は住宅ローンの金利が下がっています。超低金利
時代と言われているほどですので、住宅ローンを組むのもお得になっています。
中古住宅を購入する際、契約時に手付金を、所有権移転登記時には残金を支払うのというのが、支払の時期です。最初の手付金の金額が少ないと、売主から、残金の支払いの前に、中間金というものを請求されることもあります。
また、中古住宅を購入する際は、いろいろな税金の支払いをしなくてはいけません。購入時に支払うものとして、登録免許税、印紙税、不動産取得税などがあります。この中の印紙税は、印紙を不動産売買契約書に貼り、割印を押すことで、印紙税が支払われたことになります。また、住宅ローンを組む場合、金銭消費貸借契約書にも印紙を貼り、印紙税を納税することになります。毎年支払う税金もあります。固定資産税と都市計画税です。これらは、新築で購入すると何年かは減税されたりしますが、中古住宅ですと減税はされません。
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新築住宅を購入したときは、住宅の品質確保促進法で決められた10年間保証がついていますが、中古住宅で購入する際は、この保証の対象外になっています。ですから、購入後に住宅のどこかしらが壊れたり、不具合が起こった場合、購入からどのくらいの期間の保証をしてくれるのか、どこまでならば保証してくれるのか、アフターサービスをしっかり確認しておきましょう。 また、中古住宅の場合、「既存住宅保証制度」が住宅保証機構により定められていて、この審査を通過すればある期間は保証を受けることができます
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